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長男は発達障害(アスペルガー、ADHD気質もあり)。
根は真面目で優しい(はず)。ただ、
- 言葉が強い
- 不平不満が多い
- 相手の言葉を言葉通りに受け止めてしまう
- 空気が読めない
- 自分本位になることが多い(というか常に)
など、コミュニケーションに難ありなタイプ。
繊細ではないから本人は元気だけど、このままでは周りから人が離れていくのではと心配。
私は次男の産後半年頃から長男の不平不満の多さや発言が可愛く思えなくなって、産後うつになる始末。
カサンドラ症候群
主に配偶者(パートナー)が発達障害の人が、相手と会話が噛み合わない、気持ちをわかってもらえないなどの孤独感を感じることを言うらしい。
発達障害の子どもを持つ場合も同じようになる人がいて、第三者に辛さをわかってもらえないことも悩ましいポイントらしい。
私は通院してる精神科で先月初めてカウンセリングを受けたとき、カウンセラーの先生からカサンドラ症候群のことを聞きました。
相手が発達障害だから仕方ない面が多く、優しくできなかったりすることにそんなに罪悪感を感じなくてもいいんだよと言われて救われました。
相手が成長して、困りごとが改善していけばいいんだけどね、ということも言われました。
とは言っても毎日の嫌悪感が辛い。
成長していくにつれ、少しずつマイルドになってくる可能性はあるけど、とにかく毎日が辛い。
長男は私への甘えが特に強いし、嫌悪感のある人と毎日生活するのはとてもストレスになっていて。
嫌悪感とかいうと親としてひどいと思うけれど。
声をかけて、嫌な反応しか返ってこないと思うと話したくない気持ちが強くなっていました。
ちくちく言葉、ふわふわ言葉
毎週通っている個別療育でも相談していたら、取り入れてくれた
「ちくちく言葉、ふわふわ言葉」。
相手を嫌な気持ちにさせるのがちくちく言葉。
相手を嬉しい気持ちにさせるのがふわふわ言葉。
小学校の道徳の授業でも取り入れられているらしい。
個別療育では長男が話すたびに
今のはちくちく言葉だね。
ちくちく!ちくちく!
と先生が教えてくれたそうで。
これがとっても長男には響いたようで!
今まで「そんな言い方したら腹が立つよ、悲しいよ」とかは伝えていたけど、理解できてなかったというか、ピンときてなかったんだろうと思う。
家でも「今のはちくちくやね~」とか言うと(ほとんどがちくちくなんだけど)、
それ言われるとイライラするんだよ!
とは言ったりするものの、少しマイルドになったなと感じます。(表情もマイルドになった気がする)
私自身も長男の言葉がマイルドになることで、自然と嫌悪感が減ったと感じています。
ふわふわが増えるといいことが増えるね!
というと、長男もウンウンと頷いていて、何度言っても変わらなかったのはピンときてなかったからなんだなーとすごく感じました。
顔を見るのも嫌だった日もあるけど、ちくちく、ふわふわを知ってからは「かわいいな」と思えることが増えました。
もちろんうまくいかない日もある
自分本位過ぎたり、マイペースさが目立ったり、一方的なコミュニケーションにかわいく思えない日もまだまだたくさんある。
癇癪を起して、面倒に感じる日も多々ある。
でも、一時期は出口が見えず途方に暮れていたけど、「いい日もあるよね」とすこーしだけ希望が持てるようになりました。
幼稚園の先生が
○○君に響く言葉を毎日探して声掛けしてます。
と言われていたのを思い出しました。
伝わらないなと思ってばかりじゃなく、「どういったら腑に落ちるかな」を探して接していきたいと思います。
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